AGAの原因となる「ジヒドロテストステロン」はランニングなどの有酸素運動で減らすことがあります。
この記事ではジヒドロテストステロンを減らすために有効な方法をご紹介するとともに、筋トレとジヒドロテストステロンの関係についても解説しています。
AGAについて正しい知識を得ることで、クリニックでの治療だけではなく、自身の努力によってジヒドロテストステロンを減らしていきましょう。
・ジヒドロテストステロンを減らすなら有酸素運動が最適。
・筋トレはジヒドロテストステロンに影響なし。
・薄毛の悪化対策には運動後の頭皮ケアが重要。
・亜鉛サプリはジヒドロテストステロンを減らす働きがある。
・ジヒドロテストステロンを効率よく減らすならAGA治療がおすすめ。
ジヒドロテストステロンを減らす運動は有酸素運動一択
ジヒドロテストステロンを運動で減らしたいと思っているのであれば有酸素運動一択です。
汗や尿に含まれてジヒドロテストステロンが排出されるため、有酸素運動のようにじっくりと長時間汗を排出し続けるような運動はジヒドロテストステロンを減らすのに最適だと言えます。
数ある有酸素運動の中でも、特におすすめなのがランニングです。
「長い距離は走れない」
「走るのが遅いから向いていない」
など、走ることに対して苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、おそらくそれは学生時代のマラソンや長距離走の記憶が残っているからではないでしょうか。
ここでいうランニングは、走れる距離や走る速さを競うわけではありませんので、すべて自身のペースで行えます。
ある程度の負荷がかかったほうが効率よく汗をかくことはできますが、本当に自信のない方はジョギングから始めてみたり、それでも不安な方はウォーキングから始めても構いません。
いずれにしても特別な知識や技術は必要ありませんし、特別な機材も必要ありませんのですぐにでも始めることができます。
運動をすることでストレスの発散になったり、血行不良が改善されるという効果も期待できるため、ジヒドロテストステロンの排出と併せて二重三重のAGA対策効果が見込めます。
「リングフィットの負荷の女性平均はどのくらい？」の記事もご参考にどうぞ。
筋トレをしてもジヒドロテストステロンは増えない
「筋トレをするとジヒドロテストステロンが増える」
このような記載を見たことはないでしょうか？
結論から申しますと、筋トレによってジヒドロテストステロンが増えたり、さらにはAGAを進行させてしまうといった医学的な根拠は確認されていません。
そのため、たまたま筋トレをしている人がハゲているという可能性はありますが、その人が筋トレをしたことと、髪が薄くなったことには因果関係が無いと言えます。
一方で、筋トレによってテストステロンという物質が増加することは確認されています。
このテストステロンと5αリアクターゼという還元酵素が結びつくことでジヒドロテストステロンが生成されるため、筋トレとAGAについての勘違いも発生したのではないかと考えられます。
テストステロン自体は肉体面や精神面への良い影響を与えてくれる男性ホルモンの一種なので、増えたとしてもほとんど問題になりません。
一部の人は、5αリアクターゼの活動が活発で、テストステロンと結びやすい体質だったりするため、ハゲやすくなる可能性もゼロとは言えません。
5αリアクターゼについては遺伝による部分が大きいとされるため、不安であれば遺伝子検査等で確認してみるのも良いかもしれません。
薄毛を悪化させないためには運動後のケアが重要
薄毛が進行してしまっている場合、現在の状態から悪化させないためには運動後の頭皮ケアが重要となります。
必ずすべきケアは以下の3つです。運動後には必ず実施をしてください。
１．汗をそのまま放置しない
頭皮に汗が付着したまま放置すると、雑菌が繁殖して頭皮環境がどんどん悪くなりかねません。汗をかいた場合は、なるべく早く洗い流したりタオルで拭き取るなどの対策を講じましょう。
２．髪を洗いすぎない
汗をかくとシャンプーですっきりしたくなる気持ちはわかるのですが、1日に何度もシャンプーで頭を洗うと、含まれる成分によっては頭皮にダメージを与えかねません。シャンプーは1日1回にして、それ以外のタイミングはお湯で頭皮を洗い流す程度にしておきましょう。
３．紫外線対策をする
主に屋外で運動をする場合、頭皮は常に紫外線にさらされています。例えばランニングをする場合であれば帽子をかぶるなどの対策を施し、紫外線から頭皮を守るような工夫をしましょう。頭皮だけではなく髪の毛も傷んでいる可能性が高いので、トリートメント等で髪の毛に対しても必要なケアを施しましょう。
亜鉛サプリはジヒドロテストステロンを減らす働きがある
ここまでは運動でジヒドロテストステロンを減らす方法を記載してきましたが、実は亜鉛サプリでも減らすことが可能です。
亜鉛によって5αリアクターゼの活動が抑制できることが確認されており、結果的にジヒドロテストステロンの発生を減らすことが期待されます。
さらに、髪の毛の主成分である「ケラチン」の生成において亜鉛は重要な役割を果たしているため、ハリやコシのある髪の毛を生やすという効果も期待できます。
なお、亜鉛サプリを摂取する場合「L-リジンプラス」がおすすめです。
亜鉛サプリには、亜鉛以外にも様々な成分が含まれていることが多く、注意しなければならないのが「セレン」と「クロム」です。
どちらも適量であれば身体に良い影響を及ぼすのですが、過剰に摂取してしまうと脱毛を含む身体的な被害が出てしまいます。
「L-リジンプラス」にはセレンやクロムが含まれておらず、「L-リジン」という成分は髪の毛に良いとされているため、サプリを併用したいという場合にはおすすめです。
こちらの記事では、クレアチンでハゲるという噂の真相を解説しています。合わせてご参考にどうぞ。
ジヒドロテストステロンを効率的に減らすならAGA（薄毛）治療を受けるべき
ジヒドロテストステロンを減らす方法として運動やサプリなどももちろん良いのですが、やはり一番効率的なのはAGA（薄毛）治療を受けることです。
まだAGAの症状が出ておらず、予防的な意味合いで運動やサプリを始めてみるというのは良いかもしれません。
しかし、すでにAGAの症状が出ている場合、治療を受けずに薄毛を改善するのは非常に効率が悪く、結果が出るまでに数年単位の時間を要するかもしれません。
本気で薄毛を治したいと思っているのであれば、効果が実証されているAGA（薄毛）治療を受けるべきです。
もっとも、AGA治療と一言で言っても様々なクリニックで、様々なメニューが準備されているので、何が良いのかわからないという方も多いことでしょう。
できるだけ早く、費用を抑えて結果を出したいという方におすすめなのがNOFATEです。
NOFATEは、国内のAGAクリニックの中でも最安クラスの費用でAGA治療を受けることができます。
オンライン診療に特化することで無駄なコストを削減し、複雑なコースをあえて作らず発毛コースのみに絞ることで、髪を生やしたい方のニーズに効率よく応えることができています。
初月に関しては無料でお試しができるため、AGA治療がどのような感じか気になるという方にもおすすめできるクリニックがNOFATEです。
運動だけでAGA改善を図りたいのであればランニングがおすすめですが、少しでも早く効果を出したいのであればAGA治療を始めましょう。