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前頭部の髪がスカスカか3つの目安で判断!原因と対策を解説

毎朝出かける前のヘアセットしていると髪の手触りが違うことに気づき、鏡を見ると前髪の隙間から地肌が見えて髪が薄くなったかな?と不安を覚えます。

結論、前頭部の髪がスカスカなのかを判断するには3つの目安で確認するといいです。

  1. 前頭部の髪の量が減っておでこや生え際が広く見える
  2. おでこに指が4本以上入る
  3. 額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内

前頭部の髪がスカスカな原因はAGA(男性型脱毛症)の可能性が高いです。生活習慣の乱れや頭皮の荒れによって抜け毛が増えることもありますが、ほとんどはAGA(男性型脱毛症)によるものです。父母がAGA(男性型脱毛症)の場合、高確率でAGAを発症します。

この記事では、前頭部の髪がスカスカの原因や対策を詳しく解説します。

前頭部の髪のスカスカが心配な人は最後までご覧ください。

この記事のまとめ

・前頭部の髪がスカスカかは3つの目安で確認すると良い。
・前頭部の髪がスカスカなときの対策は主に3つある。
・AGA(男性型脱毛症)による抜け毛の場合は専門治療が必要。

目次

前頭部の髪がスカスカか3つの目安で判断!

  1. 前頭部の髪の量が減っておでこや生え際が広く見える
  2. おでこに指が4本以上入る
  3. 額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内

1. 前頭部の髪の量が減っておでこや生え際が広く見える

前頭部の髪の量が10代の時と比べて減り、おでこや生え際が透けて見えるのは前頭部がはげるサインです。

一般的に薄毛になる人の特徴として前頭部から後頭部の髪の量が減ってしまうことが挙げられます。少しでも前頭部の髪の量が少なくなったと感じたら、これから徐々に髪の毛が抜け落ちる可能性が高いので、前頭部の髪が薄くなったらスカスカになる前兆だと考えられます。

また前頭部の髪が細くて短い状態で抜けていたら、髪が成長する前に抜けている証拠なので、髪に異常が起きていると判断できます。

前頭部の髪に何らかの異常が起きていると考えられ、生活習慣の乱れや頭皮の荒れ、AGA(男性型脱毛症)などの可能性があります。

このまま放置すると前頭部どころか頭頂部までの髪が抜け落ちて、いわゆるU字はげになる可能性が高いです。また同時に頭頂部の髪が抜けていくO字はげも併発しやすいです。

2. おでこに指が4本以上入る

眉毛を力いっぱい上げて眉毛の上のシワから前頭部の生え際まで、おでこに指が4本以上入るのは生え際が後退しているサインです。

個人差はありますが、通常はおでこに指が2〜3本程度でおさまります。しかし、おでこに指が4本以上入るのは前頭部の生え際が後退して、おでこが広がっている証拠になります。前頭部の生え際が後退すると前髪が抜け落ちてボリュームが減るので、前頭部の髪がスカスカになる前兆です。

前頭部の生え際の後退は、生活習慣の乱れや頭皮の荒れ、AGA(男性型脱毛症)などが原因です。

このまま放置すると生え際の後退が進み前頭部の髪が抜け落ちて、U字はげになる可能性があります。

3. 額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内

額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内だと前頭部がはげるサインです。

これはハミルトン・ノーウッド分類による、前頭部の生え際が後退しているかの判断基準です。

ハミルトン・ノーウッド分類とは、AGA(男性型脱毛症)の薄毛進行パターンの分類のことです。

しかし、ハミルトン・ノーウッド分類は欧米人のAGAの進行パターンをまとめたものなので、日本人を含めたアジア人のAGAの進行パターンとは異なります。現在、日本で使用されている分類は日本の皮膚科医の高島巌氏が日本人や女性向けに修正した高島分類に、頭頂部が薄くなるⅡvertex(vertexとは頭頂の意味)を加えた分類が使用されています。

高島分類は以下の通りです。

分類症状
Ⅰ型AGAの初期症状。生え際が少し後退しているが、あまり見た目に変化がない状態。
Ⅱ型Ⅰ型よりも生え際の薄毛が進行している状態で、見た目に変化が現れ始める状態。
Ⅱ型 vertexⅡ型に加え、頭頂部の薄毛がO型に進行し始める状態。
Ⅱa型Ⅱ型に加え、前頭部の薄毛が進行している状態。
Ⅲ型生え際の薄毛が進行してM字になっている状態。全体的な髪のボリュームも減少している状態。
Ⅲ型 vertexⅢ型に加え、更に頭頂部の薄毛がO型に進行して頭皮の露出が目立ち始める状態。
Ⅲa型生え際の薄毛が進行してM字になっている状態。全体的な髪のボリュームも減少している状態。
Ⅲ型 vertexⅢ型に加え、更に頭頂部の薄毛がO型に進行して頭皮の露出が目立ち始める状態。
Ⅳ型生え際が後退し、頭頂部がO型に薄くなっている状態。
Ⅳa型Ⅲa型より更に前頭部の薄毛が進行して髪が残っていたM字の中心部分も薄くなっている状態。
Ⅴ型生え際の後退がより進行した状態。同時に頭頂部も頭皮が完全に露出し始める状態。
Ⅴa型Ⅳa型より更に前頭部の薄毛が進行して頭頂部の髪の毛も薄くなり始める状態。
Ⅵ型生え際から頭頂部にかけて完全に頭皮が露出した状態。
Ⅶ型頭頂部から更に後ろまで薄毛が進行して頭皮が露出した状態。
引用:銀クリAGA | ハミルトン・ノーウッド分類とは AGAの進行度合いと脱毛パターン

高島分類の中でⅢ型の「生え際の薄毛が進行」とあり、耳の穴から頭頂部に結んだラインと額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内だとAGAの可能性が高く疑われます。

詳しくは下の画像をご覧ください。

3:額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内

上図②の額のサイドの後退部分との距離が2cm以内だとAGAの可能性が高く疑われますので、早めのAGA治療が必要です。

額のサイドが後退部分する原因はAGAの可能性が高く疑われますが、生活習慣の乱れや頭皮の荒れもAGAの進行を早めてしまうので、同時進行で改善が必要です。

こちらの記事では、生え際後退のサインについて解説しています。

前頭部の髪がスカスカな時の対処法を紹介

  1. 生活習慣の乱れによる抜け毛
  2. 頭皮の荒れによる抜け毛
  3. AGAによる抜け毛

1. 生活習慣の乱れによる抜け毛

睡眠不足や食生活の乱れ、運動不足、過度な飲酒、ストレスなど生活習慣の乱れは、頭皮の血行不良の原因となり髪が成長しにくい状況になってしまうため抜け毛を増加させます。

たとえば、睡眠不足は髪を生やすために必要な成長ホルモンの分泌が低下するため、髪が育ちにくくなります。

さらに睡眠不足が続くと、脳が働き続け神経を落ちつかせることができないため、血管が収縮している時間が長くなり、血行が悪い状態が続くため抜け毛が増えやすくなります

また、髪を作るために必要なタンパク質やビタミン、ミネラルの不足は食生活の乱れによるものです。

特に一番頭皮に良くないことは、過度な飲酒はアルコールです。アルコールを代謝する時に、髪の成長に必要な亜鉛を大量に消費するため抜け毛に繋がります。

そのため、抜け毛に悩んでいる人であれば毎日アルコールを摂取するのではなく、週に1回できれば禁酒を目標にしましょう。

それぞれ、生活習慣の改善方法を紹介します。

生活習慣改善方法
睡眠最低でも5〜6時間の睡眠時間が必要です。起きる時間から逆算するといいです。
食生活たんぱく質、アミノ酸、ビタミン、亜鉛の栄養素を多く含んだものを食べるといいです。

たんぱく質:肉や魚、卵、乳製品など
アミノ酸:牛肉や豚肉、鶏肉、魚(アジ、イワシ)など
ビタミン:野菜、豚肉、レバーなど
亜鉛:かき、レバー、魚介類など
ストレス社会に生きる以上ストレスはつきものです。趣味の時間や体を動かしてストレスを解消したいところです。
飲酒1日に20g以下(ビール500mL、ワイン200mL、日本酒180mL)
喫煙禁煙一択。

2. 頭皮の荒れによる抜け毛

敏感肌でシャンプーが合わなくて抜け毛が増えたり、紫外線を浴びて頭皮が荒れることで炎症などを起こし抜け毛の原因になります。

また頭皮を清潔に保ちたいからと、1日2回以上のシャンプーは頭皮の皮脂を取り過ぎて頭皮の乾燥を起こし抜け毛に繋がります。

敏感肌の人は添加物が少なく洗浄成分の弱いシャンプーを使って刺激から頭皮を守りましょう。たとえば、無添加で水と洗浄成分のみで作られるメンズシャボンシャンプーがおすすめです。

メンズシャンボンシャンプーは無添加だけでなく洗浄力や脱脂力も調整されているので、敏感肌の人でも安心して使えます。またメンズとなっていますが、女性でも使うことができます。

頭皮は顔の2倍紫外線を浴びると言われるので、日差しが強い日は帽子などを被り紫外線から頭皮を守りましょう。

また、1日2回以上のシャンプーの一因に朝シャンが挙げられます。

朝シャンは朝起きた時の頭皮の汗や匂いを洗い流すために入りますが、1日2回以上のシャンプーは頭皮の皮脂を取り過ぎて頭皮の乾燥を起こします。また朝シャン後は頭皮が柔らかく頭皮の皮脂が取れているため、紫外線のダメージを直接受けやすいです。

どうしても朝シャンがしたい場合は、お湯のみで洗い流してください。お湯のみでも頭皮の汗や匂いは十分に洗い流せ、頭皮の皮脂の取り過ぎも防げます。

頭皮の荒れを防ぐために頭皮に合ったシャンプーを使うことや紫外線から頭皮を守ること、シャンプーは1日1回までの節度を守った頭皮ケアが大切です。

3. AGA(男性型脱毛症)による抜け毛

AGAは成人男性特有の脱毛症です。放っておくとどんどん抜け毛が増えてしまうので早めの対処が必要となります。

ちなみに、AGAはジヒドロテストステロンと呼ばれるホルモンの影響により、ヘアサイクルを乱して抜けが増える仕組みです。

ヘアサイクルとは毛周期のことで髪が成長して自然に抜けるまでのサイクルのことを呼びます。毛周期は大きく3つの期間に分けられます。

  1. 成長期(2〜6年)
  2. 退行期(2〜3週)
  3. 休止期(3〜4ヶ月)

正常なヘアサイクルの人は、1の成長期が最も長く休止期が短い状態です。しかし、AGAを発症してしまった人は、 1の成長期が短く、2の退行期と3の休止期が長いため髪が十分に育ちません。結果、髪の成長よりも抜け毛が増える量が多いため、薄毛が目立つようになります。

AGAが進行するとAGA治療をしても20代の頃のようにフサフサの髪の毛に戻すことができなくなるので、早めの治療が必要です。

AGAは遺伝性があるので、父母のどちらか一方でも遺伝子情報を持っていると遺伝します。現在、日本人男性の3人に1人がAGAだと言われていますので、少しでも髪の毛が薄くなったと感じたらクリニックに相談してみるとよいです。

ちなみに、AGAはAGAクリニックで治療できますが、CMや広告などで有名な大手クリニックは治療費が高額になるので、個人クリニックを検討してみてください。

AGAは治療法が決まっているため、個人クリニックも大手クリニックも治療内容は同じです。AGA治療の内容はミノキシジル(発毛を促進する薬)とプロペシア(抜け毛を抑える薬)の併用が基本的な治療です。

大手クリニックでAGA治療を受けると月1.5万円~2万円ほどかかりますが、個人クリニックだと月5,000円〜1万円程度で済みます。その中でも、NOFATEであれば初月0円(2ヶ月目以降4,980円)で治療費を抑えてAGA治療を受けられます。

AGA治療で無駄にお金を払いたくない人はNOFATEがおすすめです。

またNOFATEはオンライン診療に力を入れており、スマホ1台あれば日本全国どこでも診察が受けれます。

オンライン診療だと正確に診察できるか不安かもしれませんが、医師が画面越しから頭皮の状態を診てくれるので、実際に来院して診察するのと違いはありません。またオンライン診療だと来院にかかる交通費など無駄なコストを削れるので、経済的に安心してAGA治療を受けれます。

\ 相談と初月の治療費は無料です /

まとめ:前頭部の髪に違和感を感じたらすぐに対策する

前頭部の髪がスカスカか3つの目安で判断するといいです。

  1. 前頭部の髪の量が減っておでこや生え際が広く見える
  2. おでこに指が4本以上入る
  3. 額の両サイドの後退部分の距離が2cm以内

特に2の生え際の後退はハミルトン・ノーウッド分類を日本人や女性向けに修正した高島分類を活用することで、具体的な数字で生え際の後退がわかるので指標になります。

前頭部の髪がスカスカになる原因は主に3つあり、生活習慣の乱れや頭皮の荒れ、AGA(男性型脱毛症)です。

3つの中でAGAは進行性があるので、放置するとAGAの進行具合によって、AGA治療をしても自分の髪を生やせない可能性があります。AGAは早めの治療が必要です。

また生活習慣の乱れや頭皮の荒れはAGAの進行を早めるので、同時進行で改善する必要があります。

毎朝鏡越しに前頭部の髪を見るので、自分の前頭部の髪の変化は気づきやすいです。

AGAクリニックは治療だけでなく自分の頭皮の状態を知れるので行く意味はあります。

前頭部の髪に違和感を感じたらすぐに対策をしましょう!

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