朝起きた時の寝汗のベタつきは不快なので、朝にシャワーを浴びる人は多くいます。特に夏場などは寝汗をかく機会が多くなり汗や頭皮の匂いも気になるので、朝出かける前にシャワーを浴びたい人も多いでしょう。
そこで気になるのは、一日2回朝と夜でシャンプーをすると”はげる”心配はあるのでしょうか？
結論、シャンプーを一日に2回するとはげる可能性があります。
なぜなら、一日に2回のシャンプーは頭皮の皮脂を取り過ぎて、頭皮の乾燥を起こすからです。乾燥した頭皮は血行が悪くなり、髪の栄養不足を起こし、抜け毛の原因になります。
この記事では、一日に2回のシャンプーをするとなぜはげるのか詳しい理由とどうしても朝シャンがしたい時の対処方法を詳しく紹介します。
・シャンプーは一日2回行うとはげる可能性がある。
・一日2回のシャンプーをやめても抜け毛が減らない場合がある。
・抜け毛が減らない時はAGAの可能性がある。
・AGA治療は専門クリニックに相談したほうが良い。
一日2回のシャンプーははげる可能性が高い！特に朝シャンはデメリットが多い
一日2回のシャンプーははげる原因になりますが、その中でも朝シャンは複数のデメリットがあります。
朝シャンは頭皮の皮脂を取り過ぎる他にも、頭皮に負担を与える原因になるからです。
朝シャンのデメリットは以下の通りです。
- 紫外線のダメージを受けやすくなる
- 髪の洗い残しや乾燥不足の原因になる
1：紫外線のダメージを受けやすくなる
シャンプー後の頭皮はやわらかく頭皮の皮脂も取れているため、刺激を受けやすい状態です。
その状態で外に出ると、紫外線のダメージを受けやすくなります。
強い紫外線のダメージは髪が傷むだけでなく頭皮の乾燥を起こし、抜け毛の原因になります。
2：髪の洗い残しや乾燥不足の原因になる
忙しい朝のシャンプーは時間がないので、頭皮の洗い残しやシャンプーした髪を十分に乾かすことができず、頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。
シャンプーの洗い残しがあったり髪を十分に乾かすことができないと頭皮に雑菌を繁殖させ、頭皮の炎症を起こす原因になります。頭皮の炎症は抜け毛の原因になるため、結果はげを促進してしまいます。
どうしても朝シャンがしたい時はお湯だけで洗う
朝シャンはデメリットが多いのでやめた方がいいですが、朝起きた時の寝汗のベタつきを何とかしたいところです。また汗や頭皮の匂いも気になります。
どうしても朝シャンがしたい時はお湯のみで洗い流してください。
朝シャンの目的は寝汗のベタつきや汗、頭皮の匂いを洗い流すことです。
シャンプーをしなくてもお湯のみで洗い流すことで十分ベタつきや頭皮の匂いは取れます。
またシャンプーを使わないことで、洗い残しの心配もなくなるので頭皮の炎症を起こす可能性も低くなります。
このように朝シャンの時はシャンプーをせずお湯だけで流すと頭皮環境の悪化を防ぐことが可能です。
こちらの記事では、シャンプーのボタニストではげる可能性について解説しています。
一日2回のシャンプーをやめても抜け毛が減らない場合は他に原因がある
一日2回のシャンプーをやめても抜け毛が減らない場合は、以下の3つが考えられます。
- 生活習慣の乱れによる抜け毛
- 頭皮の荒れによる抜け毛
- AGAによる抜け毛
1〜3をそれぞれ解説します。
1：生活習慣の乱れによる抜け毛
睡眠不足や食生活の乱れ、運動不足、過度な飲酒など、生活習慣の乱れは抜け毛を増加させます。
睡眠不足は髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌が低下するため、髪が育ちにくくなります。
また食生活の乱れは髪を作るために必要なタンパク質やビタミン、ミネラルを不足させます。
運動不足による抜け毛は頭皮への血流が低下することによる、頭皮の栄養不足が原因です。
さらに過度な飲酒はアルコールを代謝する時に、髪の成長に必要な亜鉛を大量に消費するため、抜け毛に繋がります。
それぞれ、生活習慣の改善方法を紹介します。
| 生活習慣 | 改善方法 |
|---|---|
| 睡眠 | 最低でも5〜6時間の睡眠時間が必要です。起きる時間から逆算してください。 |
| 食生活 | たんぱく質、アミノ酸、ビタミン、亜鉛の栄養素を多く含んだものを食べるといいです。 たんぱく質：肉や魚、卵、乳製品など アミノ酸：牛肉や豚肉、鶏肉、魚（アジ、イワシ）など ビタミン：野菜、豚肉、レバーなど 亜鉛：かき、レバー、魚介類など |
| ストレス | 社会に生きる以上ストレスはつきものです。趣味の時間や体を動かしてストレスを解消させてください。 |
| 飲酒 | 1日に20g以下（ビール500mL、ワイン200mL、日本酒180mL） |
| 喫煙 | 禁煙一択 |
2：頭皮の荒れによる抜け毛
頭皮の乾燥や頭皮の皮脂の過剰分泌、雑菌の繁殖による頭皮の炎症など、頭皮の荒れは抜け毛の原因になります。
前項で解説した一日2回シャンプーすることで起こる抜け毛は、頭皮の荒れによる抜け毛に入ります。
改善方法はシャンプーを一日1回にして、朝シャンはせずにお湯のみで洗い流して様子を見ます。
それでも頭皮の荒れが改善しないなら、頭皮に優しいチャップアップシャンプーを使うのもアリです。
チャップアップシャンプーは頭皮と同じ弱酸性のアミノ酸系洗浄成分を配合し、抗炎症作用があるグリチルリチン酸2Kや頭皮ケアのためにオーガニックエキスを10種類も配合しているからです。
つまり、頭皮を優しく洗うことができ、乾燥した頭皮の保湿や頭皮の炎症を抑える効果があります。
頭皮の乾燥や頭皮の皮脂の過剰分泌、雑菌の繁殖による頭皮の炎症など、頭皮の荒れが改善しないときはチャップアップシャンプーを検討するのもアリです。
3：AGAによる抜け毛
成人男性の抜け毛の原因で最も多いのがAGA（男性型脱毛症）で、前頭部から頭頂部にかけてつむじを中心に髪が薄くなるのが特徴です。
AGAはテストステロン（男性ホルモンの一種）が5αリダクターゼ（還元酵素）と結びつくことで発生するジヒドロテストステロンによって起こります。
ジヒドロテストステロンは髪の成長を極端に短くして、細くて短い髪が増えることで薄毛になります。
またAGAは進行性があり、放置すると薄毛がどんどん広がります。薄毛の進行を止めるには、早めにAGA治療を受ける必要があります。
またAGAは生活習慣の乱れや頭皮の荒れにより進行を早める可能性があり、AGA治療だけでなく同時進行で生活習慣の乱れや頭皮の荒れも改善しないといけません。
抜け毛が減らない状態はAGAの可能性があるのでAGAクリニックの受診をおすすめします
抜け毛が減らない状態は何かしらの前兆であり、AGAの可能性も考えられるのでAGAクリニックの受診をおすすめします。
AGAであれば早めにAGA治療ができるのでこの上ないですし、AGAでなくても抜け毛の原因を知ることは不安解消になります。
AGA治療はAGA専門のクリニックで治療する必要がありますが、CMや広告などで有名な大手クリニックは費用が高額になるので、個人クリニックをおすすめします。
個人クリニックと聞いて設備面の不安から十分な治療ができるか疑問を持つかもしれませんが、AGA治療は治療法が決まっているため、個人クリニックも大手クリニックも治療内容は同じです。
AGA治療はミノキシジル（発毛を促進する薬）とプロペシア（抜け毛を抑える薬）の併用が基本的な治療になります。
大手のクリニックでAGA治療を受けると月1.5万円～2万円ほどかかりますが、個人クリニックだと月5,000円〜1万円程度で済みます。
その中でも、NOFATEであれば初月0円（2ヶ月目以降4,980円）で費用を抑えてAGA治療を受けられます。
NOFATEは費用を抑えて大手クリニックと同じ治療内容を受けたい人におすすめです。
またNOFATEはオンライン診療に力を入れているため、スマホ1台あれば全国どこでも診察や処方が受けられます。
オンライン診療だと正確な診察ができるか不安を感じるかもしれませんが、画面越しから頭皮の状態を医師が診察してくれるため、実際に来院して診察するのと違いはありません。
さらに来院する交通費など、無駄なコストを徹底的にカットできます。場所を選ばすAGA治療を受けたい人におすすめです。
抜け毛が増えただけでAGAクリニックへ行くのは大袈裟に感じるかもしれません。しかし、抜け毛の原因を知り髪が生える対策を知ることで髪が抜け続ける不安から解消されます。今後髪の毛の悩みから解放されることを考えたら一度専門の医師に相談してみる価値はあるでしょう。
AGAで抜け毛が増えている場合、そのまま放置すると手遅れになる可能性があります。しかし、抜け毛が増え始めたのであればまだ初期段階です。初期段階であれば抜け落ちた髪も復活し、もとの生え際や頭頂部に戻る可能性が高いので、そのまま放置をせずにAGAクリニックで相談して、不安を解消しましょう。
毛髪診断士ひろ＼オンライン診断なので全国どこでも診察や処方ができます／