白髪が増えてきたから気になって抜いていると、だんだんはげてくるとの噂はよく聞きます。
結論、白髪を抜くことではげてしまう可能性はあります。白髪を抜くことで毛根にダメージを与え、健康な黒髪が育ちにくくなるからです。
この記事では白髪を抜くとはげるとの噂の真相や噂が広まった理由、白髪が生えてきたときの対処法などを紹介しています。
毛髪診断士ひろ白髪が増えてきて悩んでいる人や、すでにたくさん抜いてしまって頭皮の状態が心配な人は、この記事を参考に一緒に髪の悩みを解決しましょう。
白髪を抜きすぎてはげる理由
白髪を抜きすぎてはげる理由はいくつかあります。ここでは代表的なものを紹介します。
ヘアサイクルが乱れて毛穴が小さくなるから
白髪を抜きすぎると髪の発毛から成長までのヘアサイクルが乱れて毛穴が小さくなります。
小さくなった毛穴からは健康な髪が生えなくなるため、結果としてはげてしまいます。
正常なヘアサイクルと健康な毛穴を維持するためにも、白髪はできるだけ抜かないようにしましょう。
毛根が傷つき次に生える髪が細くなるから
白髪を抜くことで毛根が傷つき次に生えてくる髪の毛が細くなると、髪の毛の隙間から見える地肌が目立ち、はげたように見えてしまいます。
毛量だけではなく髪の毛の太さも維持することで、はげに見えないようなフサフサの髪の毛を維持できるでしょう。
毛根が死んで生えなくなるから
白髪を抜いて毛根が死ぬと、新しい髪の毛が生えなくなります。
毛根が健康であるうちは、発毛・成長・脱毛のサイクルを繰り返しながら何度も髪の毛が入れ替わります。
しかし、毛根が死ぬと髪のサイクルも終わり、脱毛した時点で次の新しい髪の毛が生えてきません。
新しい髪の毛が生えなければはげてしまうことはイメージしやすいでしょう。
白髪を抜くことは毛根が死んでしまう原因になりかねません。はげたくない人はできるだけ自然な状態を維持するようにしましょう。
白髪ははげやすい部位に生えてきやすいから
そもそも白髪は頭頂部や生え際などのはげやすい部分に生えることが多いです。
また、頭頂部や生え際は側頭部や後頭部よりも目につきやすく、白髪を抜きやすい部分です。
「抜きやすいから」と目立つ白髪を繰り返し抜くことで、もともとはげやすい部分の薄毛がより進行するため、白髪を抜くとはげやすいといわれます。
白髪が生えてきたときの対処方法
はげたくないから白髪を抜くことは控えたい、しかし、白髪があって老けて見えてしまう状態もなんとかしかいと考える人も多いでしょう。
ここからは、白髪を抜く以外の方法で白髪に対処する方法をご紹介します。
白髪を切る
白髪を切ることは白髪の対処としてもっとも簡単な方法です。白髪を抜くのではなく、根本から切ることで白髪は目立たなくなるでしょう。
白髪は抜いてしまうと毛根を傷つけます。しかし、根本から切る方法なら毛根を傷つけずに対処できるため、はげのリスクを下げられます。
また、自宅で誰の手も借りずにできる白髪の対処法として、非常に手軽に行えることも魅力的なポイントです。
白髪を切るときは通常の大きさのはさみではなく、まゆげをカットするような小さめのはさみを使いましょう。小さめのはさみを使うことで、ほかの健康な黒髪を巻き込まずに白髪だけを処理できるためです。
白髪は抜かずに切ることで、毛根にダメージを与えることなく処理しましょう。
染める
白髪の本数があまりにも多く1本ずつ切る手間がかかりすぎる場合は、思い切って白髪染めをしましょう。
白髪を黒くするだけではなく髪の毛全体を好みの色にできるため、より若々しく魅力的な見た目になれます。
また、髪を染める際はカラーリング剤が髪や頭皮にダメージを与えることも考慮し、できるだけ髪へのダメージが少ない髪染めをしてくれる美容室や専門店に行く必要もあります。
何度も繰り返しカラーリングを行うことでダメージはより蓄積されるため、美容師や理容師に髪の状態も相談しつつ頻度も検討しましょう。
抜いた髪を生やす方法
ここまでは髪に白髪がある状態での白髪への対処について説明しました。
ここからはすでに白髪を抜いてしまった人のために、抜いた髪が再び生えてきやすい頭皮環境にする方法を紹介します。
頭皮にダメージを与えない
すでに白髪を抜いてしまっている人は、頭皮にダメージがある状態だと考えられます。
これ以上のダメージを頭皮に与える行為を避ければ、頭皮や毛根が徐々に回復し髪が生えてくる可能性が高くなります。
頭皮にダメージを与える行為とは、以下のような行為です。
- 喫煙による血行不良
- 過度なドライヤー使用による乾燥
- ワックスやスプレーなどを落としきらない洗髪
- 紫外線対策をせず直射日光に当てる
- 睡眠不足
など
このような頭皮にダメージを与える行為をできるだけ避けて、頭皮や毛根のダメージを回復させれば、また髪の生えやすい頭皮環境にできるでしょう。
生活習慣を見直す
生活習慣を見直すことで、抜いた髪が再び生えやすくなります。
改善すべき習慣としては、以下のようなものが考えられます。
- 栄養バランスの良い食事を取ることで髪に必要な栄養を補給する
- 質の高い睡眠を十分に取ることで髪の成長ホルモンを多く分泌させる
- 適度な運動を行うことで頭皮の血行を良くする
- 入浴時に頭皮マッサージをして頭皮の血行を促進する
このような髪に良い生活習慣を取り入れることで、髪の成長を促進できます。
ストレスをかけすぎない
髪の成長にストレスは大敵といわれます。そのため、ストレスをかけすぎないことで髪の発毛や成長を促せるでしょう。
そもそもなぜストレスが髪に悪いのか確認しましょう。
人は身体に過度なストレスがかかると、ホルモンバランスや自律神経が乱れます。
ホルモンバランスや自律神経の乱れは、血行不良や、血行不良からくる頭皮の栄養不足を引き起こしてしまう可能性があるのです。
ストレスをかけすぎないことで自律神経やホルモンバランスを正常な状態に整え、血行不良や栄養不足を予防することで髪が生えやすい頭皮環境を維持できるでしょう。
AGA治療を受ける
ここまでで紹介したような髪を生やす方法を継続的に行ってもなかなか髪の毛が生えてこない場合、AGAが進行している可能性も考慮に入れなければなりません。
AGAによる薄毛が疑われる場合は、なるべく早めにAGAクリニックへ相談に行くことを検討してください。
万が一手遅れになると、毛母細胞といわれる細胞が死滅してしまい、AGA治療でもはげを治療できなくなる可能性も出てくるためです。
AGAの治療ができなくなると、かつらや植毛など非常に高額な方法でしかはげに対応できなくなってしまいます。
はげをこれ以上進行させたくない人や、将来手遅れになって高額な治療をしたくない人は、なるべく早くAGAクリニックの相談に行くことを検討してください。
なお、AGAクリニックが初めての人が最初の治療からいきなり数万円もする治療を開始してしまうと、効果を感じられなかったときに大きなリスクになります。
そのため、AGA治療初心者には、なるべく初期費用や継続料を抑えて治療を開始できるところが向いているといえるでしょう。
毛髪診断士ひろ初期費用が小さいクリニックの中でも、DMMオンラインクリニックはオンライン完結で診察料は無料、毎月の費用も1,050円～とかなり小さいリスクで治療を開始できます。
効果があるかどうかわからない治療に大きなお金をかけることは不安だと思う人にとって、気軽にAGA治療が始められるDMMクリニックは良い選択肢になるでしょう。
白髪の抜きすぎははげる原因になる！抜くのではなく適切な対処をしよう
白髪を抜きすぎるとはげる原因になります。
白髪を抜くことで毛根や周辺の細胞にダメージを与え、健康な髪の毛が生えにくい頭皮環境になるからです。
白髪が気になる人は、毛根へのダメージが少ない髪染めや根本から切る方法を試してみてください。
すでに白髪を抜いてしまって髪にダメージが蓄積してしまっている人は、生活習慣の改善やAGA治療を視野に入れたはげ対策が必要です。
AGAは進行性であり、手遅れになると髪の毛を生やす細胞が死滅してしまい治療ができなくなるため、なるべく早めに治療を開始しましょう。
初期費用が高額だと治療効果が出なかったときにリスクになるため、できるだけ安くAGA治療を始められるところがAGA治療初心者に向いています。
DMMクリニックであれば無料相談OK、診察料無料、月額約1,050円～で開始できるため、AGA治療にかかる費用を抑えたい人向きです。
白髪は抜かずに適切な対処をして、若々しい見た目の維持を目指しましょう。