個人差はあるものの、AGA治療開始から3〜6ヶ月程度経過すると産毛が生えてくることがあります。
「よくわからないけどすごい量の産毛が生えてきた」
「産毛じゃなくて太くて黒い髪の毛を生やしたい！」
AGA治療にはお金も時間も使っているわけですから、このように思われる気持ちも理解できます。
しかし、産毛が生えてくるということは、立派な髪の毛が生えてくるまでもう一歩のところまで来ていることを示しています。
この記事では、AGA治療における「産毛」の意味を解説し、髪の毛を生やすための正しい手順を記載しています。
お金も時間もなるべくかけずに、賢く最短であなたの髪の毛を取り戻しましょう。
ミノキシジルで産毛がすごいのは髪が生えてくる予兆
AGA治療において、発毛成分として用いられるのがミノキシジルです。
ミノキシジルを用いて治療をしても「産毛しか生えてこない」と嘆いている方、安心してください。産毛がすごく生えてくるのは、これから濃い髪の毛が生えてくる予兆なのです。
髪の毛が生えて抜け落ちるまでの流れをヘアサイクルや毛周期と呼ぶのですが、これは大きく3つの期間に分けることができます。
- 成長期（2～6年）
- 退行期（2～3週）
- 休止期（3～4月）
AGAが発症した場合、上記のうち成長期が極端に短くなってしまうことによって、髪の毛が成長しきる前に抜け落ちてしまい、細く軟弱な髪の毛しか育たなくなるため、外見上は薄毛の状態となってしまいます。
参考：https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/42/2/42_420203/_pdf
産毛ではなく太くて濃い髪の毛が生えそろうまでの期間には個人差がありますが、半年から1年以上はかかると思っておいたほうが良いでしょう。
産毛が生えたからと言ってそこで治療を終えてしまってはこれまでの努力が無駄になってしまうので、後述する注意点もしっかりとご確認ください。
産毛から黒髪にするには生活習慣の改善が重要
治療というと「薬を飲む」「注射をする」「手術をする」など、医療行為がまず思い浮かぶかもしれません。
しかし、AGA治療においては「生活習慣の改善」が非常に重要となってきます。
ミノキシジルなどの成分で発毛が促されたとしても、いきなり太くて黒い髪の毛が生えてくるわけではありません。
先述の通り、まずは産毛のような細くて柔らかい毛が生えてきて、そこから半年、１年と時間をかけることで立派な黒髪へと成長していきます。
生活習慣を改善することでヘアサイクルが安定し、髪の毛の成長にしっかりと時間をかけることができるようになって、徐々に薄毛が改善していきます。
前項にてヘアサイクルには「成長期」「退行期」「休止期」の３つの期間があると記載しましたが、ここで重要となるのは「成長期」です。
薬の力でヘアサイクルを正常に戻しても、生活習慣が乱れていると髪の毛がまともに育たない可能性があります。
AGA治療の効果を最大限に享受するためにも、生活習慣や頭皮環境の改善を図りましょう。
＜髪の毛を生やすために重要なこと＞
- 規則正しい生活
- 睡眠時間の確保
- バランスの良い食事
- ストレスの軽減
- 頭皮を清浄に保つ（洗いすぎはNG）
- ドライヤーを当て過ぎない
ミノキシジルだけでは危険！薄毛が悪化する可能性アリ
AGA治療を専門とするクリニックであれば、ミノキシジルだけを処方するということは無いかと思われますが、オンラインクリニックで薬だけを購入したり、ドラッグストアで外用薬を購入したり、医師の問診を挟まずにミノキシジルだけを購入しようとしている人、購入したことがあるという人はご注意ください。
「髪を生やす」ことについてここまで記載してきましたが、AGAが進行している場合、「抜け毛を抑える」治療も同時に進めないと、いつになっても薄毛が改善しない、場合によっては悪化するということになりかねません。
ミノキシジルには「髪を生やす」効果があっても、「抜け毛を抑える」効果はありません。そのため、AGA治療の際にはプロペシアのような抜け毛を抑える薬を一緒に飲むことが一般的です。
プロペシアはAGAの原因となる「ジヒドロテストステロン」の増殖を抑える薬です。
ジヒドロテストステロンは、5αリダクターゼ（還元酵素）とテストステロン（男性ホルモンの一種）が結びつくことにより発生し、プロペシアにはこの結びつきを抑制する効果があります。
AGAには進行性があるため、プロペシアは原則毎日飲み続ける必要があります。
低い可能性ではありますが、肝機能障害や男性機能に影響を及ぼすこともあるため、服用の際には必ず医師の問診を受けてください。
こちらの記事では、発毛効果があるミノキシジルの内服薬であるミノタブをやめて維持する方法についてまとめています。
産毛から黒髪を生やして維持するならAGA治療を受けるべき
産毛から黒髪を生やして維持したいと思うのであれば、AGA治療を受けることをおすすめします。
産毛を生やすだけ、黒髪を生やすだけ、など髪を生やすだけであればミノキシジルを用いるだけでも一定の効果は見込めます。
しかし、黒髪の生えた状態を「維持」したいのであれば抜け毛を抑える治療が必須です。
抜け毛を抑えるために最も効果的なのが、プロペシアなどのフィナステリドを主成分とした治療薬の内服です。
日本国内ではプロペシアを入手するには医師の処方が必要なため、必然的にAGA治療を受けることになります。
薄毛の原因がAGAなのか、どのような治療が必要なのかを知る意味でも、AGAを専門とするクリニックで治療を受けることは重要と言えます。
ただし、AGA治療を受けるクリニック選びの際には注意が必要です。
有名な大手のクリニックでは、全国にクリニックを展開していたり、様々な設備やオリジナルの施術を準備していたり、何かと費用がかかるケースが散見されます。
AGA治療は長期間継続することが重要なので、生活に支障の無い範囲で治療費を捻出すべきではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、NOFATEのような価格を抑えつつ、発毛効果が実感できるクリニックです。
NOFATEはオンライン診療に特化しているため、無駄なコストを徹底的にカットすることに成功しています。
初月無料で、2ヶ月目以降も毎月4,980円の完全定額制なので、追加費用の心配もなく、安心して続けられると評判の良いクリニックでもあります。
髪を本気で生やしたいと思っているのであれば、ミノキシジルだけではなく総合的なAGA治療を受けてみてください。
NOFATEであれば、オンラインでの相談も無料ですし、初月料金も無料なので安心して始められます。
産毛が生えたことに一喜一憂せず、フサフサの髪の毛を取り戻しましょう！